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430MHzSSBの魅力
晴れ渡る夏空 澄んだ空気の山の上

コーヒーの香りが流れ、鳥のさえずりも心地よい朝、マイクに向かい「フレケンシーチェック」の声を出すやいなや「オハヨウゴザイマース。朝の4時半>からお待ちしてました。とれますか?」の声。
 寝ぼけた頭にはカフェインよりはるかに効果があり、一発でエンジン全開! 昨日の担ぎ上げの辛さも吹き飛ぶ一言です430MHzSSBの移動の一コマです。
 このバンドは飛びません、聞こえません、だから面白いのです。HF帯のように飛んで当たり前ではないのです。飛ばない聞こえないのをいかにして飛ばすか、聞くか、が楽しみで、前述のように山の上にシステムを担いで上げての運用や、早朝からの待ち受け等各自が工夫を重ねるのです。
 勿論各自のシステムも工夫が凝らされます。元々10メガの広帯域のバンドなのですがSSBでは1メガですのでアンテナは勿論、リニアやプリアンプ等の中心周波数をそこに合わせます。通過ロスも大きいのでケーブルは最低10Dかな。(チョット細い!) 送受信を分けて別ケーブルなんて局も数多くいらっしゃいます。
 プリアンプはゲインは勿論ですがNFにも注意を払います。移動でも多素子多段は当たり前の世界です。 波長が短いのでアンテナの手作りも盛んに行われます。自分の手作りのアンテナでのDX交信は又格別の喜びが有るようです。

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photo_4.jpg アマチュア無線の楽しみってなんでしょう?

 一般のイメージとしては暗い趣味って印象が有るのは否めませんが 実際は結構明るい人達が数多くいらっしゃいます。(勿論一部には暗ーい人も居ますけど)年齢も環境も育ちも全て違う人々が趣味が一致してると言うだけでこんなに親密になれるんですネェ! それまでの自分の築いてきた世界と全く違う世界の持ち主との交流することで 自分の世界がまた拡がります。多くの人との自己世界の交流を重ねることで己の世界がどんどん拡がる楽しみ! こたえられません!
 利害関係の全くない世界だからこそ生まれる純粋な友情・仲間意識の向上も有ります。全国各地の顔も知らない声だけのお付き合いの友達 でもその声だけのお友達が実際にお会いするともう何十年来の友なんです。
 お会いすると声との違いに吃驚することも多いのです(それも楽しみの一つですヨ!)あの美声の持ち主がなんというオッサンなの?とか、あのだみ声がなんと若い人!なんてネ。あえて女性の場合は書きません!

アマチュア無線には多くの周波数帯が有ります。


 地球の裏まで届く短波帯から見えてる所までしかなかなか飛ばない極々超短波帯まで、各周波数帯で多くの局が楽しんでます。私達は最初に書きました430MHzSSBを主に運用して遊んで居ります。
 HF帯やVHF帯に比べれば飛ばない聞こえないバンドなのですが それが飛んだり聞こえたりした時の喜びがたまらなく嬉しくって、多くの局と共にこのバンドにはまってます。全国で一斉に移動運用したり、何処かに集まって一晩無線談義に花を咲かせたり、インターネットを使ったMLやクラスター等での情報交換も盛んに行われてます。
 昔は430MHzSSBなんて隣の県まで飛べば御の字なんて時代も有りましたが、機器の発達や先人達のご努力でAJDはおろかWAJAも現在300局以上の方達が達成されてます。JCC600も50局以上。JCG500も十数局が達成されてます。
 とは言ってもやはり飛ばない聞こえないバンドなので、各自が工夫を凝らしての交信が続いております。移動運用も盛んで(毎年離島に行かれる局も居ます)中には固定は設備が無く移動オンリーなんて局もいらっゃいまして、そんな局は移動でも31エレ2列2段とか、25エレ4パラ2段とか、とんでもない設備で運用されます。中には15エレ一本と単車用バッテリー2ケを持って槍ヶ岳や大山の山頂で運用される強者も居ます。
 勿論 遠くに飛ばすだけじゃなく、近隣各局と仲良くおしゃべり、これも楽しい事です。人それぞれが十人十色の楽しみ方を持ちながら、お互いを認め合い、仲良くSSBを楽しむ世界! どうです?貴方ものぞいてみませんか?
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楽しい仲間が待ってマース!     



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