旅立ち2日目
2006年7月13日
 目覚めると曇りだったが、やや雲の位置も高く、家内のリクエストの伊吹山 ドライブウェイをめざすことにした。
昨夜は遅かったので、十分に朝食の支度ができなかったがベーコンとソーセージ をとりこんだパン食にコーヒー、満足だった。関ヶ原からドライブウェイまでは、 北国街道を少し走り、標識に従い、ドライブウェイにとりついた。
 ゲートの親父さんが丁寧にルートを説明してくれた。
近郊の各局がよくやってくる素晴らしいポイントだと聞いているが、私も初めて の山頂へのドライブだった。予想通り山頂近くでは濃霧に出会ったが、噂の花々 は美しく、山頂をめぐる回遊コースも歩きやすかった。ここが市制合併で「米原 市」になったようだ。無線をやるには絶好なポイントだ。ゆっくり遊びすぎたが、 家内はご機嫌だった。


霧の伊吹山


 さて、昼食をということになって、とんでもないことが発覚した。調理鍋、や かんなどを積み忘れたのだ。
 仕方なくカップラーメンを二人で分けていただく。
 「どうしようか?」「長浜で買うことにしよう」こんなわけで、長浜をめざ す。大河ドラマに登場する主人公たちの活躍した場所でもある。なんとなく古い 田舎町でありながら、京都の雰囲気をあちらこちらに残しているが、国道8号線 周辺の開発ぶりは新興タウンだ。
おなじみの百円ショップの看板を、家内がめざとく発見。
あれこれを仕入れて、買えなかったやかんは、近くにそびえ立つ大型店舗で、な んとか小型で安いものが手に入った。

 こんな道草をくってしまったが、おやつを少し買ってティータイムにした。
 そろそろ今夜のねぐらを探さねばならなかった。
 8号線沿いに「道の駅」を探したが、見つからず、コンビニ店で教わった越前 町の「道の駅」をめざす。その前に、目に入った奥琵琶湖パークウエイの看板に ひかれ行ってみた。半島の高い周回道路が整備されていたが、途中、崖崩れで通 行止め、しかも夜間はこのコースは車の立ち入り禁止になっているようで、「月 見の台展望所」を散策することで野営はあきらめた。
 物好きにも、敦賀の市外を過ぎてしばらく走り、ようやくお目当ての「河野/ 道の駅」に到着。日本海をながめながら夜食にありつく。
 時々ぱらりと雨が来るが、大したことはなさそう。
 相変わらずの熱帯夜の蒸し暑さにまいったが、サンルーフをオープンにし、か ろうじて涼をとることができた。狭いところにある「道の駅」だが、気に入った。